バイナリーオプション取引でレンジ相場を攻めるポイント・注意点は？

こんにちは。パンダ専務です。

常日頃から、バイナリーオプションは「順張り」がメインだ！と個人的には思っている私パンダ専務なのですが、「レンジ相場は逆張りが良い」と言った噂を小耳にはさみました。

これは気になる！と思いましたので、調べてみる事にしました。

【トレンド相場】と【レンジ相場】と言うものが為替市場にはあり、通貨ペアによって違ったり、取引をする時間帯によって変わったりもします。

トレンドとレンジについても一緒に知っておいてもいいかもしれませんね。

取引の仕方として逆張りは個人的にはあまりおすすめをしない取引です。その辺りも含めてお聞きいただければと思いますので、興味のある方は最後まで是非どうぞ。

バイナリーオプションについて知る事は取引をする上で大事です。おすすめするポイントもあればデメリットもあります。あくまで自分自身がどう思うのかが大事なので、いろいろな可能性について見ていきましょう。知っていて損をする事はほぼありません。

戦略も知っていて損をしないものの一つです。しっかりと知った上で着実に利益にしていける可能性を探っていきましょう。

レンジとは？

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、まず最初は「レンジ」について少し説明をしておきます。

レンジとは、「一定の期間における高値と安値の幅の事です。ボラティリティを示す材料」であり、 レンジが広いということは、その期間におけるボラティリティが高いと言う事でもあります。又逆にレンジが狭いはボラリティが低いと言う事になるのです。

また一定の範囲で値動きを繰り返す為替相場をレンジ相場と呼んだりもします。

逆に、為替の大きな流れをトレンド相場と呼んだりするので、主にバイナリーオプション等ではレンジと言うと一定の範囲で動く相場だったり、一定の範囲の幅が示される事が多いです。

レンジとは？は意外と難しい質問で、あくまでもバイナリーオプションにとってはのレンジと考えておくのがいいでしょう。

ですが、使われ方としては同じなので、そこまで気にする必要は無いです。

レンジ相場での逆張りって考えられる戦略なのか？

FXではレンジ相場で逆張りを狙うと言う戦略があるのは事実です。となると長期のバイナリーオプション取引ではレンジ相場での逆張りは有効と考える事は出来ます。

調べてみるとわかると思うのですが、レンジ相場で逆張りと言うのは元々はFXにある戦略をバイナリーオプションでも当てはめていると考える事が出来ます。

レンジ相場で逆張りを狙う際には、天井値と底値をしっかりと見極めるようにしておかなくてはなりません。

そこからは単純にレンジ相場なので、「上がったらLow」「下がったらHigh」と言った形でポジションを取っていきます。

単純に感じるかもしれませんが、レンジ相場ならではの考え方と言っていいかもしれませんね。

あくまでも、天井値と底値が強固だからこそ、レンジ相場が形成されるので、そこを上手く予測できなければ、結構なくらいに危険な取引になる可能性を秘めています。

長期のバイナリーオプションに絞れば逆張りは利用できる可能性は高い

個人的にバイナリーオプション取引で逆張りに反対だと考えている理由として、取引時間の短さがあります。

短期の取引は海外のバイナリーオプション業者には多いですし、国内業者も取引の仕方次第では短期の取引が可能です。

例えば、その時間が1分ほどだったとして、その中で的確に流れが「反転」するポイントを選ぶ事が可能なのでしょうか。

難しいのは、正確に反転のタイミングを捉える事が出来るのか？でしょう。

判定時間までに流れの転換点を正確に予測するのは、非常に難しいです。だからこそ、個人的にはバイナリーオプションでは順張りと言う言葉を利用しています。

レンジ相場はどういった時に起こりやすいのか？

上記で少しお話していますが、基本的には、天井値、底値ともに固い時、要するに変動の要因が少ない時に多い傾向です。

そもそも取引量が少ない通貨ペアなどもありますし、逆に取引量が多く安定した通貨は信頼性が高くこれもまた値動きがし難いと言う事もあります。一概ではありませんが大きな要因としては考えられるのではないでしょうか。

通貨ペアの要因については、上記で少しお話をさせて頂いていますが、もうひとつの理由である、時間帯の方がレンジ相場を見分けるには良いかもしれません。

時間帯によるレンジ相場を知っておこう

あくまでも一般的に言われている事ではありますが、市場によってレンジ相場になる事もありますし、取引量の多い相場が閉じた後などは特に、レンジ相場になりやすいと言われています。

【時間帯】はレンジ相場になりやすいかどうかを知る上で重要な指標と考えていいでしょう。

特にレンジ相場になりやすいのは東京市場とニューヨー市場の時間帯だと言われています。

細かく見るともう少しありますが、分かりやすいのは、上記の時間帯でしょう。

何故レンジ相場になりやすいと言われているのかには、しっかりと理由があるので、そちらを知っておきましょう。

東京市場は何故レンジ相場になりやすいのか？

東京市場は日本時間午前9時にオープン、そして午後5時にクローズします。日本での生活リズムには合っていて、日本のトレーダーは投資がしやすい時間帯です。

為替市場で一番動きが活発だと言われているのは、ニューヨーク市場であり、その次がロンドン市場です。

3番目に取引量が多いのが東京市場なのですが、3番目といっても、欧米の市場に比べると取引量は少なくなります。

更に、東京市場が開いている間は欧米市場は閉場しています。必然的に欧米のトレーダーは少なくなるので流通量も穏やかになると言う訳です。

大きな市場と言われる中では東京市場はレンジ相場を形成しやすい市場であり、時間帯だと言っていいのではないでしょうか。

ニューヨーク時間の後場

ニューヨーク市場は日本時間の午前0時にオープンし、午前7時にクローズとなります。

ロンドン市場は日本時間午後5時にオープンし、翌深夜1時までが市場が開いている時間です。

となると、いくら取引量が多いニューヨーク市場と言えども、欧州市場の閉場前とくらべると、トレンド相場にはなり辛く、レンジ相場になりやすい傾向があります。

取引量が多い時間帯か、利用しているトレーダーが多い時間なのかを考えると、レンジ相場になりやすいと時間帯はわかるのかもしれませんね。

レンジ相場を狙うのなら避けたい時間帯はあるのか？

レンジ相場になりやすい時間帯と言うのは説明しましたが、為替の動きが大きく取引量も多くなり、「トレンド」を形成する要素がそろっている時間帯は、レンジ相場を狙って取引をするなら避けるべきでしょう。

先程もお話した通り、欧米市場が同時に開いている時間帯は避けるべきです。活動しているトレーダーも多く、取引量も多いのでトレンドが形成される可能性は高いです。

次に経済指標の発表時にも注意をしておくといいでしょう。内容次第では突発的なトレンドが発生する可能性もあるので気を付けておくのが正解です。

最後に、市場の開場や閉場の際には気を付けるべきでしょう。

チャートなどを見ていると分かるかと思いますが、市場が開く時、閉まる時と言うのは為替が動く傾向があります。レンジ相場を狙うのであれば避けた方がいいのではないでしょうか。

逆に言うとトレンド相場を狙う方にはトレンドになりやすいタイミングとも言えるので狙い目となるのかもしれませんね。

レンジ相場を狙うのであれば、リスクに近寄らない為にも避けた方がいい時間帯と言ってもいいのではないでしょうか。

まずはレンジ相場を知るのが、戦略を考える上で重要

WEB上ではレンジ相場での、様々な手法が紹介されていますが、自分に合ったものを見つける為にも、まずは「レンジ相場」について知らなくてはなりません。

そもそもレンジ相場では無い相場で利用してもあまり効果が無さそうな戦略もありますし、逆張り自体がレンジ相場で長期のバイナリーオプション取引でなければ、リスクが高いように感じます。

戦略を試す前に、本当にレンジ相場なのかどうかを、必ず考えるようにしてみてください。

そもそもな話、これはレンジ相場だ！と判断できるような決まりや基準自体がありません。

自分の考えや体感、そして知識と経験でレンジ相場だと判断をするしかないのです。

いきなりそういった判断が出来るとは思えませんし、そういった方はいないと思います。ですので、まずはデモ取引などを利用して、様々な為替チャートを見てみるのもいいかもしれませんね。

バイナリーオプション業者の中には、無料でデモ取引が利用できる所もあるので、一度はデモ取引を利用してチャートをみつつバイナリーオプション取引に慣れておくのがいいでしょう。

デモ取引でレンジ相場での逆張りを試してみて実感する天井値と底値の難しさ

実際にレンジ相場で逆張りをする事が有効なのかを試してみる事にしました。私自身も色々な戦略に興味があるので、WEBで見つけては試してみたりもしています。無料でデモ取引が利用できる所があればそこを利用してみて試してみると言うのも十分に戦略と言えるでしょう。

利用してみないとわからない事は戦略にも多々ありますし、特に今回のように「大まかにレンジ相場で逆張り」と言うだけで実際の口座で投資をするのは、リスクが高すぎるので、大まかなものを見つけたら、自分で試してみて、どの程度の信頼度なのか等を感じてみるのがいいでしょう。

なんにしても、一度は触って体感してみないとわからない事は多いと言う事です。

実際に試してみるとわかる事

実際に利用してわかる事として、バイナリーオプション業者のチャートで天井値と底値を推測する事は非常に難しいと言う事です。

取引をスマートに行う為にどの業者もシンプルなチャートが目立ちます。これでは天井値と底値をみるのは難しいのではないでしょうか。

MT4やMT5等のテクニカルチャートを利用して底値や天井値を見てみるのがいいのかもしれませんね。

実際に天井値と底値を考えようとしても考え方が分からないと言う方も一定数いらっしゃるでしょう。

簡単にではありますが、天井値、底値の出し方について解説させていただきます。

利益にするにはそこを理解していないと、多分厳しいです。

天井値と底値について

天井値と底値を見つけるのは難しいと言われていますが、天井と大底と呼ばれる部分を見つける方法はあると言われています。

天井値や底値は別の言い方として、天井圏や底値圏と言う事があるのですが、名前の通り天井値の範囲、底値の範囲と言った形です。

値が上昇しきった、または下降しきったと思われる範囲の事を天井圏や底値圏と言う事は多いので覚えておきましょう。

また、天井値や底値には、違った言い方も存在します。もっとも簡単な呼び方だと高値や安値と呼ばれる事もあるようです。

高値安値では少し範囲が広く感じてしまいますし、ポジションを取る際に迷いに繋がる事があります。

ですので、「天井」「大底」とよばれる部分を狙って取引をするのが「逆張り」として重要な部分と言えるのではないでしょうか。

天井と大底を見分ける方法はあるのか？

天井と大底と言われる部分を見分ける事は出来るのか？疑問に思ったので、少し調べてみた所、方法はあるようです。

その方法は、「チャートのパターンを読む事」で天井や大底が出現しやすいタイミングを計ると言うもので、決して確実にと言う訳ではなく、出現すると大底近辺であったり、天井近辺である可能性が高いと言うものです。

こういったパターンは狙い目として覚えておく事もできますし、リスクとして考える事も出来るので覚えておいて損になる事はありません。

ダブルトップ・ダブルボトム

ダブルトップは毛抜き天井、ダブルボトムは毛抜き底と呼ばれる事もあるチャートの形です。

為替が上昇基調から下落基調に変わったり、下落基調から上昇基調に転換する「トレンド転換」を判断するに有効で代表的な分析だと言われる事も多々あります。

ダブルトップは、頂点が二つあるチャートの形を指します。英語の「M」をイメージして貰えたらわかりやすいですね。逆に、ダブルボトムは英語の「W」をイメージして貰えるとわかりやすいです。

2つの頂点と2つの底になる部分が天井や大底になる可能性が考えられ、注意をしておくべき指標と言えるでしょう。

ただし、為替が急激に動いた後に出る可能性が高いので、レンジ相場でも見る事はあるのですが、フェイクもあるので注意は必要です。

トリプルトップと三尊・トリプルボトムと逆三尊

ダブルトップとダブルボトムに名前が似ている為わかりやすいかと思います。しかしながら、山や谷の回数が3回に変わると言うだけでなく、ちょっとした見方があるので注意してください。

トップが3つ連なる事、ボトムが3つ連なる事と覚えておくとわかりやすいかもしれませんね。要するに一定のラインを超えようとする事に強い反発がある訳です。

三尊と逆三尊について簡単な説明をさせて頂くと、【1回目の高値を一度は超え反落し、その後、再び高値を目指しても、1回目の山を超えられず下落してしまうチャートの形】これが三尊です。ダブルトップよりも値の動きが起こりやすいので、トリプルトップが出た際はチャートを注視した方がいいでしょう。

逆三尊は、【値が下落し安値を付けた後に反発、再び下落し1回目の安値より下落。その後反発し、三たび下落したものの、1つ目の谷より高い位置で反発】するチャートの形を言います。

あくまでもこれはトリプルトップの一例です。三尊や逆三尊だけがトリプルトップやトリプルボトムと言う訳では無いので注意です。

大事なのはトップを超える事が出来ない、ボトムを超える事が出来ないと言う事なので、そこは間違えないようにしましょう。

トリプルトップ・トリプルボトムに関しては、この後大きな為替の動きに転じる可能性も秘めていますので、レンジ相場の終わりなどでもよく見かける

あくまでも流れの転換点が起きやすいポイント

天井や大底が流れの転換点が起きやすいと言う事もあるのですが、「レンジ相場」をと言うよりも、天井や大底を見分ける事で、「転換点」を見分ける方法となってしまいそうですね。

レンジ相場内限定と言う事では無く、トレンド相場でも利用できるものとも言え、大きな為替の動きになる可能性も秘めている事から、レンジ相場の終わりを告げる事もあるので、その辺りには注意をしておいた方がいいでしょう。

もうお分かりかもしれませんが、天井や底値をしっかりと把握した上での逆張りなら、レンジ相場でも投資として成り立つ可能性は十分にあると言う事なのです。

FX等では値幅を見ないといけませんので、難しい取引となるかもしれませんが、バイナリーオプションは基本的にHighかLowを狙う取引です。国内バイナリーオプションのようにラダー取引となると又少し話は変わってきますが、条件だけを見るのなら、逆張りのポイントは発見できるのかもしれません。

ただし、これはレンジ相場でだけに言える事では無く、トレンド相場でも同様と言う事も覚えておきましょう。

決してレンジ相場でだけ使える戦略ではないと言う事です。レンジ相場で使える手法だとWEB上では紹介されていたのですが、結果としてはレンジ相場でも使える手法だったようですね。

ただし、何度も言いますが長期のバイナリーオプション取引で逆張りは利用すべきです。そこの意見はこの戦略を見ても一切変わりません。

取引時間は選ぶが考え方としてはレンジ相場で逆張りは有りかもしれない

短期の取引では利用しないと言う点を注意点とするのなら、戦略の根本的な考え方としてレンジ相場での逆張りを狙う事は不可能ではないでしょう。

ですが、長期の取引になると必然的に取引回数は少なくなるかと考えます。理由としてはレンジ相場になり難い欧米市場の時間を避けなければならないからです。

解決方法としては、トレンドを狙う手法と、レンジ相場での逆張りの手法、どちらも市場に合わせた手法利用をするのが理想です

トレンドを狙う手法に関してはいろいろな手法が確立されているかとは思いますが、その中から色々と試して利用してみてください。

トレーダーによって、取引が出来る時間帯と言うのは変わってくるはずですので、自分に合ったものを利用するようにしましょう。

手法だけで利益になる可能性が高くなるとはいいませんが、投資をするチャンスとなる相場での取引が出来る可能性は高くなります。

もちろん、好みの問題もあるので自分の好みの手法に絞って取引をする事も悪い事ではありません。

ただし、取引機会は減ると言う事は覚えておきましょう。

今までトレンド相場を狙っていた人たちにとって、レンジ相場での逆張りは投資をする機会を増やす事が出来ます。逆に、レンジ相場を狙っているのならトレンド相場で順張りを狙らうのも戦略となるはずです。

どちらの手法が正解だという事では無く、どちらも間違ってはいないのではないでしょうか。

まとめ

レンジ相場で「逆張り」はかなり広い意味で利用されるので、これがベストだと言う方法はなかなか見つかりません。

ですが、取引時間を限定すれば、戦略としては利用できる可能性があるものでしょう。そういった意味ではレンジ相場での逆張りは十分に利用できる可能性がある戦略と言えるのではないでしょうか。

取引をする機会を増やすと言う意味でも、レンジ相場で取引が出来るチャンスを得る事が出来るのは大きいはずです。

チャンスをものにする為には、しっかりとレンジ相場とトレンド相場を見分けて、状況に合った取引をしなくてはなりません。

為替相場をしっかりと見れるように、デモ取引などで相場を見てみたり、経験をしておく事が重要です。

レンジ相場でも、トレンド相場でも、どちらも自信を持って取引をする事が出来る事がベストだとは思うのですが、取引の好みや向き不向きに関しても当然あると思うので、自分に合った取引が出来るように、知識として色々と蓄えておく事は重要な事ではないでしょうか。