- ダイバージェンスとは?
- ダイバージェンスには大きく分けて3種類ある
- 攻略の鍵になり得るのか?
こんにちは!パンダ専務です。
皆さんは、「ダイバージェンス」と言う言葉を聞いた事がありますか?FX等他の投資をされていた方ならお分かりの方も多いかもしれませんが、名前だけではなかなか判断し難いものが、投資には多いのも事実だなと、ダイバージェンスと言う名前を聞いて感じます。
今回は、「ダイバージェンス」について詳しく調べてみたいと考えています。他の投資でも話を聞く事があるかと思いますが、攻略に使えると言う話もあるので期待感は高いですね。
私自身も名前は聞いた事がありますが、実際に投資に取り入れた事はなかったので、「攻略」が見えてくるのなら是非使ってみたいところです。
もし、ダイバージェンスに関して試してみようと感じた時は、「デモ取引」を利用するべきでしょう。

バイナリーオプション業者の中にもデモ取引が利用出来る業者は沢山あります。その中で、自分に合ったバイナリーオプション業者を見つけておくと、取引をする際に便利ですよ。
ダイバージェンスって何だろう?
結論として、ダイバージェンスが使えるのか使えないのか?という疑問は「使える」と回答しておきます。
ですが、まずは「ダイバージェンス」とは一体何なのか?という点がわからないと言う方も多いのではないでしょうか。

ダイバージェンスは「逆行現象」と呼ばれており、ローソク足とオシレーター系のインジケーターが反対に動く現象を指します。
見た目的にもわかりやすい現象かなと感じます。わかりやすく解説していくと、以下のような現象が起きればダイバージェンスと言われる現象です。
- ローソク足が上昇→オシレーター系のインジケーターは下降
- ローソク足が下降→オシレーター系のインジケーターは上昇
簡単に言えば、上記でもお話している「逆行現象」がおこれば「ダイバージェンス」が発生したと言う事になります。
しかしながら、これだけでは流石に予測として使えるとは思えません。ダイバージェンスが発生した場合、為替がどう動くのかも知っておかなくては予測にはなりませんよね。
ダイバージェンスの発生によってわかる事は「トレンドが弱くなってきている」と言う事です。
トレンドの反転や転換点と言った予測でよく利用される考え方なので、頭にいれておくといいかもしれません。ですが、ダイバージェンスはそれだけでは無いと言う事も同時に頭に入れておいてください。
短期のバイナリーオプション取引などでは、あまり逆張りは利用しないと思うので、流れの反転がおこるかもしれないポイントとして考え、ポジションを取る事を様子見する必要があるのではないでしょうか。
ダイバージェンスにも複数の種類があり、ダイバージェンス発生後の為替の動きも「反転」だけではないと言う事も同時に頭に入れておくといいですよ。
為替の流れが発生しているときに有効なのがダイバージェンス
為替の流れが発生している時こそ有効な手段になると言われているのがダイバージェンスなので、逆に、流れが定まっていないレンジ相場では、利用するのは難しいです。
どんな予測でも「万能」なものは存在しません。予測や戦略の出来る事と出来ない事をしっかりと判断した上で利用すると、自分にとってプラスに働く事は多いのではないでしょうか。
その時その時に合わせて、有効な戦略を試していく事こそ重要であり、しっかりと予測をする事で、少しでも投資で利益になる可能性を高くしていきたいですね。
ダイバージェンスは非常に重要ではあるのですが、為替相場の流れなども十分に見て、総合的に判断をするのが理想的です。
ダイバージェンスにはいくつかの種類がある
ダイバージェンスにはいくつかの種類があります。見た目的にも違いますが、価格とオシレーター系がどちらに動くか等で呼び方が変わってくるようです。

他の指標も見方としては多くあったので、ダイバージェンスが特別と言う訳ではありません。
- ブリッシュ・ダイバージェンス
- ベアリッシュ・ダイバージェンス
- ヒドゥン・ダイバージェンス
大きく分けてこの3つで呼ばれる事が多いです。ヒドゥンダイバージェンス以外は、まとめてダイバージェンスと言う事も多いので、あくまでも呼ばれた時に理解をする為に覚えておく程度でいいかと考えます。
ひとまずそれぞれの簡単な解説をしていきます。
ブリッシュ・ダイバージェンス
市場(価格)のトレンドが下落。オシレーター系のインジケーターが上昇する状況のことをブリッシュ・ダイバージェンスと言います。将来、市場のトレンドが上昇、または急騰するシグナルと捉える事が多いです。バイナリーオプションでは価格の下落トレンドが軟化したと捉える事もあるので要注意です。
ベアリッシュ・ダイバージェンス
市場(価格)のトレンドが上昇。オシレーター系のインジケーターが下落する状況をベアリッシュ・ダイバージェンスと言います。市場のトレンドが下落、又は急落するシグナルと捉えられる事も多いです。バイナリーオプションの場合は上昇トレンドの軟化と捉えられる事が多いので要注意。
ヒドゥン・ダイバージェンス
上記の2つとは違うのが、このヒドゥン・ダイバージェンスです。
通常は、為替の流れの反転を予想するのがダイバージェンスなのですが、ヒドゥン・ダイバージェンスに関してはトレンドの継続を示唆します。これだけで上記2つとは全く違うと言うのが理解できるはずです。
どういったものがヒドゥンダイバージェンスと言われるのかと言うと下記の通りです。投資として考えるのなら
- 価格が安値を切り上げている、オシレーターは安値を切り下げている
- 価格が高値を切り下げている、オシレーターは高値を切り上げている
この2パターンがヒドゥン・ダイバージェンスと言われるものです。
もう一つ、ヒドゥンダイバージェンスを見る際のポイントとしては、「上昇トレンド中は安値同士」「下降トレンド中は高値同士」を比較すると言うのもポイントです。
トレンドの継続と言う上記とは全く違う考え方になるので、使い方には注意した方が良さそうですね。バイナリーオプションで取引をするタイミングとして考えるのなら、ヒドゥンダイバージェンスが一番可能性があるのではないかと感じます。
3つのダイバージェンスの違いは覚えておこう
3つのダイバージェンスは覚えておくと便利です。ヒドゥンダイバージェンスだけはトレンドの継続を示唆しているので、そこは間違いの無いように覚えておかなくてはなりません。
ヒドゥンダイバージェンスだけはトレンドの継続に関係してくるので、間違って覚えてしまうと、結果が違ったものになりますしね。
ダイバージェンスと一言で言ってしまうと簡単なのですが、違いはあるのでしっかりと把握する事から、まずは始めてみてもいいのかもしれません。
ダイバージェンスを狙ったら投資で利益になるのか?
トレンドがある事が前提のダイバージェンスなのですが、これだけを狙うと利益になると言う事かと言われると、そうではありません。

あくまでも、ダイバージェンスは「指標」の一つだと考えておきましょう。ダイバージェンスが発生したからと言って、絶対に予想通りの為替の動きになると言う訳ではありません。
そもそも、投資に絶対はないと言われるのは、こういった部分ですよね。あくまでも「可能性が高い」というのが、為替取引では重要です。
だからこそ、ポジションを取る際、少しでも高い可能性を得る為に、複数の予測を使ったりする事で、戦略の穴を埋めよう考えたりもします。
これはバイナリーオプション取引に限った話ではありません。他の投資でも同じ事が言えるのです。
ダイバージェンスを狙えば利益になる!と言いたい所ではあるのですが、あくまでもダイバージェンスが発生するという事は、ポジションを取る際のひとつのきっかけでしか無いと言う事を覚えておきましょう。
実際問題としてダイバージェンスを知っているか知らないかでは、損益が変わる事もあるはずです。
ダイバージェンスを狙って利益を出す事も可能だとは思いますが、少しでも可能性を高める為に複数の予測を利用して取引をした方が利益になる可能性は高くなるのが予想できますね。
ダイバージェンスを狙う事は決して悪い事ではありませんが、予測をそれだけに頼ってしまうと、損失になる可能性がある事は覚えておきましょう。
ダイバージェンスを見るのに相性の良いオシレーター系のインジケーターは?
ダイバージェンスを見極めるには、ローソク足チャートとオシレーター系のインジケーターが必要です。
テクニカル分析が出来るチャートなら大丈夫では無いかと考えますが、無料で利用できるMT4やMT5を利用すると分かりやすいかもしれませんね。

別記事で解説をしていますが、MT4やMT5には多くのインジケーターが最初から入っています。もちろん、オシレーター系のインジケーターも沢山入っているので、どれを利用すると一番わかりやすいのか?等の疑問が出てきます。
うれしい誤算ではあるのですが、どれを利用していいのか、迷ってしまうのが問題点と言えるかなと感じます。
ダイバージェンスを使うと言う前提で選択をするのなら、わかりやすいものを選択したい所ですが、実際は他の予測との組み合わせもあり、見やすさだけで選択をする訳にはいきません。
フェイクもあり、ダイバージェンスだけで取引をするのは推奨しませんが、見やすいものを知っておくと指標として利用できる可能性は高いので、知っておいて損になる事は少ないでしょう。
ストキャスティクス
分かりやすい上に、普段から利用頻度が高いものが一番です。ダイバージェンスを観測する為にオシレーター系のインジケーターを開くのもいいですが、そこまで多く発生するものでは無いので、もしかしたら厳しい、と思う点もあるかもしれませんが、ストキャスティクス等良く利用するものを使っておくと便利です。
無理に利用をするのではなく、あくまでも普段利用しているオシレーター系のインジケーターを利用する事が優先でしょう。
例としてここではストキャスティクスで説明をさせていただきます。

思ったよりもわかりやすくないですか?説明を考えていましたが、言葉での説明はなかなか難しいのかなと思います。見たままなので。動きが逆方向になった時にダイバージェンスだと思っていただければ、齟齬はありません。見る位置はしっかりと考えてヒドゥンなのか、それ以外なのかを判断しましょう。
ダイバージェンスはあれば便利ではありますが、必ず見る必要があるかと言われるとそうでもありません。あくまでもリスクを発見したり、転換点があるかもしれないと言う注意喚起のものだと私個人としては思っています。
というのも、ダイバージェンス自体は流れの継続、もしくは転換点として考えられる事が多いので、短期の取引もあるバイナリーオプションではポジションは取り難い場合もあります。
ストキャスティクスに限った話ではありませんが、ストキャスティクスを用いてダイバージェンスを見極めて利益にすると言うよりも、リスク回避に利用した方が効力は大きいのではないかと考える事ができるのです。
「指標としては優秀」あったら嬉しいのレベルで考えよう
ダイバージェンスについては見つけたら警戒をすると言う形も理想の1つです。そういった意味で警告や指標として考えるとかなり優秀だと考えます。
ダイバージェンスは取引中の警告や警戒としてかなり優秀
逆に、ダイバージェンスをエントリーポイントとして考えるのなら注意をした方がいい点があります。
取引のチャンスだと考えられるのはFXや株式での取引など長期的に考える場合には良さそうだと言う事です。
しかしながら、「フェイク」の存在も確認されているので、ダイバージェンスだけで取引をするのは決してプラスだと考えないようにしておく必要はあるでしょう。
他の予測をしながら、ダイバージェンスが発生したら警戒をすると言うレベルで利用をした方が、現実的かなと考えられます。
利益にする事だけが予測の利用方法と言う訳ではありません。損失を減らす事が出来るかどうかも、確実に投資結果に影響を及ぼすので、様々な見方をしておく事が重要。
見方も簡単な指標ではありますが、利益と損失を分ける可能性は十分にあるので、見れるのなら見ておいた方がいいです。指標としては十分に優秀で、できれば表示できるようにしておきたいです。
ずっと続くトレンドは無く、流れは収束していく
ダイバージェンスは滅多に現れないものでは無く、あらわれるポイントこそ少ないのですが、トレンドが収束する時等にはかなりの確率で現われます。

「トレンド」と言うのはずっと勢いを保てるものは無く、いずれその流れは衰えていくものです。
トレンドが発生するとダイバージェンスが出る可能性は、非常に高いので、ダイバージェンスが攻略の鍵を握っているというのはあながち間違いではありません。
ダイバージェンスを狙って取引をすると言うよりも、ダイバージェンスの発生をわかるようにしておくと言うのが攻略の鍵に繋がりそうですね。
どんなトレンドであれ、ずっと続くものと言うのはありません。ダイバージェンスはトレンド後を見るのに最適なので、トレンド狙いの取引をするのなら、頭に入れておいてもいいのではないかと考えます。
予測として利用しなくても、トレンドが終わる可能性を見る事には利用できますし、ヒドゥン・ダイバージェンスが出た場合はトレンドの継続が考えられ取引を継続すると考えることも可能です。
そう考えると、非常に使い勝手は良いなと感じる部分は多いので、取引をする際は使ってみたいなと感じます。
まとめ
今回は、ダイバージェンスについて調べてみました。
ダイバージェンスは複数あり、呼び名も違い、現れた時の為替の動きも違ってきます。ですが、共通して言える事として、「トレンドが収束傾向の時に現れる」と言えます。
ダイバージェンスは攻略の鍵になり得るものではあると考えてもいいのではないでしょうか。
しかしながら、積極的にダイバージェンスを使うと言う方法よりも、別の方法でトレンドを予測しつつ、バイナリーオプションでは動きがあるときのリスク回避で利用した方が良いのかなと感じました。
- ダイバージェンスは大きく分けて3つある
- トレンド発生時に多くレンジ相場では利用しない方がいい
- リスク回避に利用するなら需要は大きい
ダイバージェンスには大きく分けると3つの種類があるようです。「ブリッシュ・ダイバージェンス」「ベアリッシュ・ダイバージェンス」「ヒドゥン・ダイバージェンス」と呼ばれているのですが、フリッシュダイバージェンスとベアリッシュ・ダイバージェンスは反転や、トレンドの弱まりを示唆していて、ヒドゥン・ダイバージェンスに関しては、トレンドの継続を指します。
同じダイバージェンスでも違いがあると言う部分には注意をしておかなくてはなりません。
また、基本的な話として、レンジ相場ではあまり効果が無いと言われています。最初からお話はしていますが「トレンド相場」で意味のある指標なので、その辺りも覚えておくといいでしょう。
いずれにせよ、テクニカル分析をするのなら、インジケーターを利用するでしょうし、その中にオシレーター系のインジケーターを含む事は多いはずです。
ダイバージェンスを中心に考える必要は無く、普段利用している戦略でもダイバージェンスは見れる可能性があります。
リスク回避にも十分利用できると思うので、興味のある方はデモ取引などで一度試してみるのがいいかもしれません。

無料でデモが利用できる所もあるので、MT4やMT5を利用されている方は試してみてもいいかもしれませんね。
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