- 悪質なFX投資への勧誘事例
- インスタグラムを使った勧誘の手口
- 実際にFX投資を利用したらどうなるのか？
- 勧誘をしているインスタアカウント
こんにちは！パンダ専務です。
今回はインスタグラムで流行している「海外FX業者「LIRUNEX」への悪質な投資勧誘」についての注意喚起を行っています。
インスタグラムで「LIRUNEX」というFX業者のミラートレード（コピートレード）に勧誘される事例が多発しています。
『すぐに資金が溶けた』『入金したお金が出金できない』という被害報告が多発しているので、安易に信用しないように注意してください。
また、過去に発生した「日向護という人物によるZAIXへの投資勧誘」と内容が酷似しているため、同一人物が行っているのではないかとも言われています。
ここでは悪質な勧誘手口や実際に運用を始めたらどうなるのかを解説すると共に、既に被害に遭ってしまった場合の返金方法についても紹介しています。
FX投資への勧誘はインスタグラムで行われている
勧誘はインスタグラムのアカウントを使って行われており、誘導先はLIRUNEXという海外FX業者となっています。主な勧誘の手順は以下の通りです。
インスタグラムのアカウントによって流れには差がありますが、最終的にLIRUNEXでの資金運用を勧められる点は共通しています。
ZAIXへの勧誘ではお金配りアカウントとして有名だった日向護に代表されるように、お金に悩んでいるフォロワーに対して直接的なアプローチをしていました。
しかし、LIRUNEXへの勧誘ではお金とは無縁のアカウントを使って勧誘活動を行っているようです。
勧誘をしている悪質アカウントを紹介
LIRUNEXへの勧誘を行っているインスタグラムのアカウントを晒します！
いずれのアカウントも勧誘手順や文章が似ているため、同一人物もしくは組織的にLIRUNEXへの勧誘を行っている可能性が高いです。
各アカウントについて紹介していくので、勧誘方法を見ておきましょう。
アカウント①｜サレ夫（sare_uwaki_hurin）
「サレ夫@立ち会い出産で外国人の子が生まれた(sare_uwaki_hurin)」は妻に浮気された夫の話を配信しているアカウントです。
投稿の内容は普通ですが、ストーリーには高級車・豪華な食事・高級ホテル等のお金持ちをアピールする内容が大量にアップされています。
途中からいきなり内容が変わっているので、昔からアカウントを運用していたのではなく、第三者から勧誘に使えそうなアカウントを購入した可能性が高いです。
十分に信用させたら”重大発表”という言葉で引っ張るだけ引っ張り、最終的にLIRUNEXのミラートレードへと誘導されます。今回はNote(sare_uwaki_hurin_sub)を使ってフォロワーをFX投資に落とし込みが行われていました。
またサレ夫は投稿の内容から日向護との類似点も指摘されており、同一人物または同一組織によって運営されている可能性が非常に高いです。
この文面見覚えないですか？
これサレ夫の漫画アップしてた垢でたぶん買い取ったんだろうと思ってる
日向護もZAIX紹介する直前に画像1みたいなこと言ってたのはっきり覚えてる
投稿消したのもたぶん転生したからだなってインスタ sare_uwaki_hurinで検索
#日向ファミリー
#日向護
#ZAIX pic.twitter.com/FvJaKQXMGo— きなこもち (@RzcQaxQ4focKuux) June 10, 2023
直接的にお金を騙し取っていないだけで、やっていることは詐欺と変りません。
アカウント②｜クリス（excel_deteiji）
「クリス＠エクセル(Excel)×投資のプロ(excel_deteiji)」はエクセルの効率的な使い方を紹介するアカウントです。
こちらも普段の投稿ではエクセルのお役立ち情報を発信しているため、購入されたアカウントでしょう。ストーリーを見るといきなり副業や金稼ぎ方面に変わっているので違和感が凄いです。
フォロワーを信用させた後はお馴染みの重大発表です。サレ夫と同じようにNote(excel_deteiji)を使ってLIRUNEXのミラートレードへと誘導されます。
実際にNoteを見ると分かりますが構成がほぼ同じです。なんなら同じような文章を使い回している所も多々あるため、サレ夫と繋がりがあるのは間違いないでしょう。
運用先となるLIRUNEXも信頼できない怪しいFX業者
LIRUNEXとは海外に拠点を持つFX業者であり、海外ではlirunex.comというドメインで2017年頃からサービスを提供していたようです。
日本向けのlirunex.jpというドメインは2022年に取得されており、サービスを提供し始めたのはつい最近であることが分かります。LIRUNEXへの勧誘を始めた時期と重なるため、LIRUNEXの運営元とも繋がっている可能性があります。
取得しているライセンスが不透明などの問題点はありますが、一番の問題点はドメインの取得情報です。
金融商品を扱うサイトであるにも関わらず、郵便番号や住所がデタラメであり、企業として信頼できる要素は一切ありません。
運営元が不透明なのは危険な海外FX業者にありがちなので、少しでも怪しい点があれば利用しないようにしておきましょう。
実際にFX投資を始めても稼ぐことはできない
実際に勧誘に乗ってFX投資を利用したらどうなるのかを解説します。
結論から言うと一度入金してしまうと二度と出金できない可能性が非常に高いです。
具体的にどのようなFX投資が行われるのかをインスタグラムの詐欺アカウントよりも詳しく説明します！
資金の運用は全自動で行われる
LIRUNEXで行われるミラートレードとは自動売買の一種であり、プログラムがプロトレーダーの手法をマネして自動的にトレードを行う運用方法です。
ミラートレードで重要なのは「ミラートレードの基礎となる取引手法」や「相場に合わせた手法のアップデート」です。
LIRUNEXが定期的に取引手法のアップデートを行っているとは思えませんが、所詮FXは上昇するか下落するかの二択なので、まぐれでお金が増え続けることはあります。
自由に出金することはできない
悪質なコピートレードを行っているFX業者の大半は「売り買いのポジションを保有している間は出金不可」という規約を設けています。
「売り買いが終わったタイミングで出金すれば良い」と思うかもしれませんが、常にポジションを保有している状態が続くため、出金をすることはまず不可能です。
また運用を任せているため「手動で決済をして出金をしたい」と連絡をしても、「損をする可能性がある」等の理由を付けて決済してくれません。
仮に利益が出ていたとしても出金できるケースは非常に稀であり、基本的には損失が発生して資金がゼロになるまで運用を続けさせられます。
勧誘をした本人は責任を取ってくれない
「投資は自己責任。自分の意志で口座開設と入金を行ったのであれば、仮に損失が出たとしても補填はできません。」というのが基本的なスタンスです。
最近の勧誘では被害者が泣き寝入りをせざるを得ない状況に追い込ませることが多く、LIRUNEXへの勧誘でも同様の手口が使われています。
勧誘を行ったアカウントは実際に運用をしていないため「FX業者に聞いて」の一点張り。また、運用を行ったFX業者も海外に拠点を置いているため、いざとなれば逃げるだけです。
もちろん、FX業者にも勧誘を行ったアカウントにも落ち度はありますが、仮に個人で返金を求めても軽くあしらわれるだけでしょう。
被害に遭ったと感じたら専門家にスグ相談！
LIRUNEXのコピートレードで大損しても泣き寝入りする必要はありません。あくまで被害者はこちらなので徹底的に返金請求をしていきましょう。
当サイトでは投資詐欺や情報商材詐欺に強い「丹誠司法書士法人」さんと協力して被害者の救済に動いており、非常に高い返金実績を誇っています。
※ZAIXのコピートレード事件でも活躍してくれました！
相談しても無理だと諦めて対応してくれない弁護士・司法書士が多くいる中で、丹誠司法書士法人は返金実績が非常に高く、また親身に相談を聞いてくれるため安心して任せることができます。
| 事務所名 | 丹誠司法書士法人 |
|---|---|
| 代表者名 | 寺杣 勇祐 |
| 所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門一丁目3番1号 東京虎ノ門グローバルスクエア5階 |
| 東京司法書士会会員番号 | 6722 |
| 法務大臣認定番号 | 1312042 |
「司法書士は140万円までの返還請求しか出来ない」という法律がありますが、丹誠司法書士法人では140万円以上の返金請求について提携事務所と連携することで対応しているため、仮に被害額が140万円以上でも安心して相談してください！
もちろん書類作成費用や依頼料は発生しますが、実際に詐欺師から返金された際に返金額から諸費用を支払うため、手元にお金がない方でも問題ありません。
相談は完全無料なので、まずは相談だけでもしてみることをオススメします。
まとめ
SNSでは依然として悪質な勧誘・レクチャー詐欺・ツールの販売が横行しています。簡単に稼げるものは無いと分かっていても、信じてしまう可能性があるので、十分に注意してください。
- インスタグラムでFX投資への悪質な勧誘が増加中。
- サレ夫は日向護と同じ組織または人物の可能性が高い。
- 一度でも入金をしてしまえば出金するのは難しい。
- お金を失っても諦めずに返金請求をしよう！
既にお金を入金してしまった人は速やかに出金申請を行いましょう。もし出金ができない場合はFX業者が逃げる前に専門家に連絡すべきです。
返金対応は時間との勝負でもあるため、できるだけ早く動き始めてください！
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