- バイナリーオプションの逆張りトレードとは?
- 逆張りトレードの注意点
- 逆張りを狙いやすいトレンド・時間帯
こんにちは!パンダ専務です。
皆さんはバイナリーオプションで順張りと逆張りを使い分けたトレードを出来ていますか?
順張りとはトレンド方向に沿った取引方法。上昇トレンドなら「HIGH」でのエントリーを行う。
逆張りとはトレンド方向に逆らった取引方法。上昇トレンドなら「LOW」でのエントリーを行う。
順張りと逆張りはどちらかだけを使いこなせれば良いというものではありません。
ここではバイナリーオプションにおける逆張りの正しい使い方を説明していきます。
なお順張りについては以下の記事で詳しく説明しているので合わせて読んでみてください!

バイナリーオプションでの逆張りとは?
逆張りとはトレンドが発生している相場で反発を狙った取引手法です。

逆張りでは安値圏・高値圏を狙ってポジションを仕込むため、予想が当たれば獲得できる値幅が広いというメリットがあります。
バイナリーオプションではリスクが大きいばかりでリターンが少ないと感じる逆張りですが、状況に応じて使い分けることでバイナリーオプションでも有効活用することができます。
バイナリーオプションでは順張りと逆張りをどう使い分ける?
バイナリーオプションは基本的に順張りで考えるべきです。
ただし、為替相場は様々な時間足から成り立っているため、どの時間足で順張りをするかが重要となります。
これはマルチタイムフレーム分析とも呼ばれる方法であり、仮に5分取引をするならば15分や1時間といった長い時間足をまず確認しておきましょう。

最初に”順張りと逆張りを併用することも多い”と言ったのは、「HIGHエントリーは長期足に対しては順張りだが、短期足では逆張り」という状況があり得るからです。
マルチタイムフレーム分析を前提に、逆張りが狙いやすい相場パターンを2つ紹介していきます。
逆張りが狙いやすい2つの相場パターン
逆張りが狙いやすい相場パターンとしては「緩やかなトレンド相場」「キレイなレンジ相場」の2つです。
それぞれの相場における逆張りについて、具体的なチャートや相場参加者の考えを紹介しながら説明していきます。

緩やかなトレンド相場
長期的に緩やかなトレンドを形成している相場では「押し目買い」「戻り売り」を狙ったトレードが有効です。

※上昇トレンドにおける”押し目買い”のポイント
要するに「長期的なトレンドに対しては順張りをするが、短期的には逆張りでのエントリーをする」という方法です。
上昇トレンド中の押し目は「安くなった価格で買い」、下降トレンド中の戻り売りは「高くなった価格で売り」となるため、すぐにエントリーをするよりもリスクを軽減することができます
押し目や戻りが発生する理由は「利確注文が入るから」です。長期的なトレンドでは多くのトレーダーが取引をするため、特定の価格やポイントで利確の決済注文があります。
結果として相場が一時的に逆行しますが、決済注文が落ち着くと、再びトレンド方向に相場が動き始めます。
節目となる金額や直近の高値・安値は決済ポイントとなるので意識しておきましょう。
キレイなレンジ相場
レンジ相場における高値圏でのLOWエントリー、安値圏でのHIGHエントリーもオススメの逆張り方法です。

※価格が戻りだしてからエントリーすることを心がけよう
注意点としては必ず分かりやすくキレイなレンジ相場で取引をするという事です。
「高値と思っていた金額で逆張りをしたら、それからも価格が上がり続けて負けた。そのあと少し待っていると再びレンジ内に価格が戻ってきた。」というのはよくあります。
安値・高値がほぼ同じ価格で収まっているなど、明らかにレンジ相場だと分かるような局面でのみトレードを行いましょう。
トレンド転換が起きやすい時間帯はある?
オススメする時間帯としては東京市場・ロンドン市場・ニューヨーク市場が閉場する時間帯です。
- 東京市場 8:00~19:00
- ロンドン市場 17:00~2:00
- ニューヨーク市場 22:00~6:00
主要な3つの為替市場では取引量が多いため、強いトレンドが発生しやすいという特徴があります。
ここで狙い目となるのが「各市場が閉まる1時間ほど前に逆張りをする」という手法です。
強いトレンドが発生している相場で稼いだトレーダーは市場が閉まる前に決済をしようと考えるため、市場が閉まる時間が近くなると決済注文が増えます。
結果として、決済注文によってトレンドが逆行することを狙った逆張りが有効になるという訳です。
逆張りに使えるインジケーターを紹介
逆張りに付けるインジケーターとしてオススメするのは「移動平均線」と「ボリンジャーバンド」です。
移動平均線はトレンド時の押し目買い・戻り売りに使用します。
トレンド中はローソク足が移動平均線から大きく乖離しますが、押し目や戻りを形成するタイミングで移動平均線にタッチするように戻るため、移動平均線にタッチしたタイミングでトレードしましょう。

ボリンジャーバンドについてはレンジ相場で使用します。
ボリンジャーバンドは「価格変動はボリンジャーバンドの中に止まる」という性質があるため、ボリンジャーバンドの外側に近づいたタイミングで逆張りのエントリーをしましょう。

まとめ
バイナリーオプションにおける逆張りは相場に応じて「トレンドの押し目・戻り」「レンジ相場の高値圏・安値圏」の状況で使うことをオススメします。
- 逆張りとは相場の流れに反する方向にポジションを保有すること。
- 基本的に長期トレンドは順張り・短期トレンドは逆張りで考える。
- オススメのインジケーターは移動平均線とボリンジャーバンド
順張りや逆張りは単品で使うものではありません。
トレンドを長期・中期・短期と分け、それぞれに順張りと逆張りを当てはめて考えることで、精度の高いトレードができます。
また逆張りで注意して欲しいのが、まだトレンドが転換する前に「変わるだろう」と予想してエントリーをすることです。
マルチタイムフレーム分析をもとに順張りと逆張りを上手に使いこなしたトレードをしていきましょう!
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